ElevenLabsと共に、Japan Developer Programを開始します
本日よりOpenHome Japan Developer Programの募集を、dev.openhome.com にて開始します。選考を通過された開発者の方には、OpenHomeプロジェクトで使えるElevenLabsのクレジットを提供します。ドキュメントとコミュニティサポートは日本語と英語の両方でご用意しています。
本プログラムの特別音声パートナーは、ElevenLabs Japan合同会社です。日本における当社初の音声分野でのパートナーシップとなります。
なぜここまで日本という一つの国に注力するのか。CEOのShannon Wuはこう話します。「日本には、民生ハードウェアにおける技術革新の長い歴史があります。私たちは次世代のAIと音声インターフェースを日本のエコシステムに届けることに真剣に取り組んでいます。最も面白いアンビエントAIプロダクトのいくつかは、日本から生まれると考えています。」
なぜ音声領域なのか、なぜElevenLabs Japanなのか
春から日本にDevKitを配布してきましたが、そこで作られているものにははっきりした傾向がありました。チャットを読み上げて反応するYouTube Liveのコンパニオン。仕事中にそばで聞いているアンビエントなタスク管理。片手がふさがったままでも話しかけられる育児記録。どれも、アシスタントが文字を打つより話す場面のほうが多く、少しでも不自然な音声なら、いっそ喋らないほうがましだと感じられる用途でした。
日本語では、アシスタントのハードルが英語より高くなります。例えば、高低アクセントが意味を変えたり、その場に誰がいるかで敬語のレベルが変わります。その文が実際に何をしているのかは、抑揚が大きく担っています。音素は正しくても抑揚を外したモデルは、技術的には正確でも、日々一緒に暮らすには耳障りなものになります。ブラウザのタブなら閉じれば済みますが、キッチンのスピーカーから聞こえてくる声となると、その差ははるかに大きくなるのです。
ElevenLabsは、この課題に最もうまく応えられると私たちが考えるText to SpeechとSpeech to Textのモデルを開発されています。日本チームとの仕事も本当に素晴らしく、両モデルは現在、OpenHomeの開発者向けSDKに搭載されています。
ElevenLabsで日本と韓国を統括するJim Tamura氏は、同社の立場からこう述べています。「日本の開発者には、先端技術を実際に役立つプロダクトへと変えてきた確かな実績があります。OpenHomeのプログラムを支援し、実世界のデバイスで自然な日本語音声体験に挑む開発者の皆さまをサポートできることを嬉しく思います。」
プログラムについて
選考制で、応募内容はすべて人が読んで、審査します。応募の手順は次のとおりです。
dev.openhome.com からメールアドレスを登録する
メッセージに「ElevenLabsとのJapan Developer Programへの応募」であることを明記する
何を作りたいのか、なぜ作りたいのかを書いてください。
日本語でも英語でも、書きやすいほうで構いません。どちらもチームの誰かが必ず読みます。
選考を通過された参加者の方には、OpenHomeプロジェクトで使えるElevenLabsクレジットを一定量提供します。提供の可否および数量は、審査結果と在庫状況によります。
私たちが審査で重視する点は、特に三つ目の項目です。AIで練り上げられた企画書よりも、粗く、一つのことをうまくやるデバイスのアイデアです。
応募方法
応募は dev.openhome.com から。すでにOpenHome DevKitで開発を進めている方は、その旨を応募内容に書き添えてください。これまでのプロジェクト履歴も併せて確認します。
プログラムに関するご質問は press@openhome.com まで。OpenHomeのDiscordにも、日本語と英語の両方で動いているコミュニティチャンネルがあります。
OpenHomeについて OpenHomeは、周囲の現実世界を理解し、働きかけるAIオペレーティングシステムです。開発者や企業の方と共に、実世界のデバイスに向けたプログラム可能なAIアシスタントを構築するために利用しています。詳細は openhome.com。
ElevenLabsについて ElevenLabsは、人とテクノロジーの関わり方を変えるAIリサーチ・プロダクトカンパニーです。ElevenAPIを通じて、音声合成や音声認識を含むAI音声モデルを開発者に提供しています。詳細は elevenlabs.io。